寒い冬の季節は肩こりや首こりで悩まれる方が増えてきます。
冬でなくても長時間のデスクワークやスマホの操作によって首から肩にかけてガチゴチに固まってしまう人もいらっしゃいます。
この肩こりや首こりが慢性化すると、ひどい頭痛に悩まされる人も出てきます。
今回のコラムでは、どうして肩こり首こりから頭痛になってしまうのか？というメカニズムから、肩こりや首こりで頭痛になってしまった場合の改善方法等をお伝えしてきます。
今現在肩こりや首こりでお悩みの方、長時間のデスクワーク等で頭痛が出てしまう方には必読の内容となっております。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム肩こり、首こり等からくる頭痛の見分け方
肩こりや首こりからくる頭痛は人生の質を低下させる
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム肩こり首こりから来る頭痛の特徴
一言で頭痛と言っても症状は人それぞれ全然違います。
ズキズキと脈を打つような痛みを伴う頭痛もあれば、ワンサイズ小さいヘルメットを被らされてるような圧迫感のある頭痛、目玉の裏を抉られてるような強い痛みなど、感じ方も様々です。
では肩こりや首こりからくる頭痛は、どのような痛みが出るのでしょうか。
普段からストレッチやトレーニング等を行わない人で、かつデスクワークや長時間のスマホ操作をする人が、以下のような頭痛を感じる時は、肩こりや首こりから来る頭痛の可能性があります。
・頭を締め付けられているような頭痛
・ワンサイズ小さいヘルメットを被らされているような頭痛
・はちまき等で特定の部分を締め付けられるような頭痛
・頭の後ろ側から首筋にかけて両サイドに感じる頭痛
・ズキズキした頭痛ではない、拍動を伴わない頭痛
こういった頭痛は肩こりや首こりから発症する頭痛である場合が非常に多く見られます。
頭痛の種類としては、病気やケガが原因の「二次性頭痛」と、こういった要因ではない「一次性頭痛」に分けられます。
肩こりや首こりからくる頭痛は一次性頭痛になりますが、自己判断だけはしないように注意しましょう。
もし肩こりや首こりからくる頭痛と勘違いして、日ごろから改善策を講じて治そうと努力していたとしても、もしかしたら重大な脳の病気の可能性も否定出来ません。
ここではあくまでも一次性頭痛の方に限った改善方法の提案になりますので、頭痛が頻発するとか、なかなか改善が見られないという人は専門医に相談するようにしてください。
そのうえでお医者さんから「何も異常はないですね」と診断されれば、一次性頭痛の可能性が非常に高いので、今回のコラムが非常に役に立つと思います。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム姿勢不良が影響する頭痛
当ジムに肩こりや首こりを改善したいと来店されるお客様の大半は、姿勢不良によって引き起こされています。
頭部は本来肋骨(上半身)の上に綺麗に乗っかる事で安定を保ちますが、パソコン作業やスマホを覗く姿勢によって、頭部が前方に倒れ込んでしまいます。
当然、頭部が前方に倒れ込まないように首周りの筋肉が緊張して防止します。
つまりデスクワークやスマホを覗き込んでいる最中は常に首や肩周りの筋肉は緊張している状態です。
言うなれば、ず～っと空気椅子をしているのと同じ状況になってしまいます。
そうなると首周辺の筋肉は硬くなり、肩こりや首こりを誘発して、そこから頭痛にと繋がってしまいます。
このストレートネック状態が長い間続くと、姿勢自体が悪くなり、猫背や慢性的なストレートネックになってしまいます。
すると慢性的な肩こりや首こり、筋緊張性の頭痛に悩まされてしまいます。
姿勢の悪化は作業効率も悪くなりますし、肩こりや首こりの要因になり、もちろん頭痛の要因にもなります。
もっと身近な例で言うと、単純に見た目が老けて見えてしまうで、良い事は一切ありません。
このような方は姿勢の改善が急務と言えるでしょう。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラムその他の頭痛
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム眼と頭痛の関係性
自分に合っていない眼鏡やスマホ、パソコンの使い過ぎで目が疲れてくると頭痛が起きたという経験がある方も多いのではないでしょうか？
スマホやパソコンの画面から発せられる強い光が偏頭痛を起こす要因となります。これは強い光というよりは、ブルーライトが原因とも言われています。
偏頭痛や群発性頭痛では、頭痛が発症したタイミングで目の奥が痛む場合もあります。
つまり、眼と頭痛は切っても切り離せない関係があるのです。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラムブルーライトが頭痛を誘発する
近年ではブルーライトが睡眠にの質に影響を与え睡眠不足になり、その結果として頭痛が引き起こされると考えられています。
私達の身体には１日周期で体のリズムを整えてくれる体内時計が存在しています。
専門的にサーカディアンリズムと言い、この体内時計があるから私達は夜に眠くなり、朝に目覚める事が出来るのです。
この仕組みはメラトニンというホルモンの分泌が関わってきます。
※メラトニンは眠気を誘発する役割を持ち、夜間に多く分泌されます。逆に昼間は分泌量が少なくなるホルモンです
メラトニンは分泌量が時間によって変化しますが、眼からブルーライトの光が入ると脳が昼間と勘違いしてしまい、メラトニンの分泌量が少なくなると言われています。
このブルーライトはスマホやパソコン等の画面から出る光で、その他にも蛍光灯やLED電球など、生活のありとあらゆる場面で眼に入れる事になります。
スマホの普及も相まってブルーライトを遅くまで浴びてしまい、睡眠不足になる人が増えている傾向があり、それに伴い頭痛が頻発してしまいます。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム眼精疲労やドライアイによる頭痛
眼の疲れやドライアイによって頭痛が起きてしまう場合もあります。
眼の疲労で肩こりを引き起こし、その心身のストレスによって偏頭痛や緊張型の頭痛になると言われています。
また眼が疲れてくると自然とモニターを覗き込むような姿勢になるので、首がストレートネック気味になってしまいます。
これも肩こりや首こり、頭痛を引き起こす原因となります。
そして眼精疲労の一番の要因となるデジタルデバイス(パソコンやスマホ)の使い過ぎによる目の疲れや痛み、肩こりや首こり、頭痛、しいては心の不調をDVT(デジタル・ディスプレイ・ターミナル)症候群と言います。別名ＩＴ眼症とも呼ばれています。
このようにＤＶＴになる事で肩こりや首こりが起こり、そこから頭痛を誘発してしまうので、眼の使い過ぎや、集中し過ぎによるドライアイには十分に気を付けましょう。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム肩こり・首こりから来る頭痛の改善方法
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム肩回しで血流を促進し、頭痛を改善
肩こりや首こりからくる頭痛は血流を促進する事で改善する場合が多く見られます。
肩や首周りがずっと空気椅子をしているのと同じ状況ですから、老廃物や疲労物質が溜まってしまいます。
肩回りを大きく回す事で肩甲骨周辺の筋肉が動き、血流が促進されるので疲労物質や老廃物が流れてくれます。
肩こり・首こり改善の肩回しのやり方は以下の手順で行ってみてください。
・両指先を両肩の付け根に軽くタッチする。
・肘で円を描くようにして前後に10回ずつ、ゆっくり大きく回す。
※特に後ろ側に肘を大きく動かしましょう。前方にばかり回し気味になるので意識的に行ってあげてください。
これを朝イチやデスクワークの合間等に行う事で血流が改善し、肩こりや首こりが解消されます。
そしてこれら肩や首のこりから来る頭痛の改善にも繋がります。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム肩や首をストレッチして、こりを改善
肩回しで血流が良くなったら今度はストレッチを行ってあげる事で、より肩こりや首こりからくる頭痛の改善に繋がります。
分かり易く言うと刀鍛冶と同じ原理です。
鉄の塊(肩・首周りの筋肉)を炎で熱する(肩回しで血流を上げる)と、鉄の塊は一時的にぐにゃぐにゃになりますが、時間が経つとまたカチカチの鉄に戻ってしまいます。炎の熱が帯びている内にトンカチで叩く事で、鉄が延びていきます。
同じように肩回しで血流を上げたらストレッチで筋肉そのものを伸ばしてあげる必要があります。
肩回しで血流を上げて、その後にストレッチをする事で肩や首のこりを改善する事が出来て、それが要因の頭痛の改善いも繋がります。
是非２つを１セットと考えてペアで実践してみてください。やり方は以下の通りです。
・首を右に倒します。
・右手で左肩口を触って下に落とします。
・首の横から肩(肩もみする部分)が伸びるのを感じながらゆっくり10秒カウントします。
・左右両方を１セットとして、１日に２～３セット行ってみてください。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラム姿勢を正して肩こり・首こりを根本改善
肩こり・首こりからくる頭痛の改善トレーニング
肩こり・首こりからくる頭痛の改善ストレッチ
前述した内容をペアで実践する事で、一次性頭痛の改善はかなり見られると予想されます。
しかし、根本的な原因は姿勢不良によるストレートネックや巻き肩、猫背になります。
どうしてもパソコンやスマホを覗き込む姿勢はストレートネックにもなりますし、ストレートネックになると猫背や巻き肩を誘発してしまうので、現代病と言っても過言ではないかもしれません。
肩こりや首こりから来る頭痛を根本的に改善したい場合は、正しい姿勢を作る事が何よりも近道になります。
ただ、正しい姿勢というのはなかなか難しく、一人一人微妙に歪み方に差があるので一概に「このストレッチや筋トレを行ったら絶対に改善しますよ」と言えないのがもどかしいです。
今回のコラムで紹介させていただくとしたら、胸のストレッチと背中のトレーニングという形になります。
やり方は以下の通りです↓
【肩こりや首こりから来る頭痛の改善トレーニング(上図１)】
・タオルの両端を持って万歳をします。
・タオルの両端を引っ張りながら首の後ろに引いてきましょう。
・肩甲骨が中心に向かって寄っているのを感じながら行います。
・１セットあたり15回を目安として、２～３セット行います。
【肩こり・首こりからくる頭痛の改善ストレッチ(上図２)】
・壁に右の手のひらを当てます
・そのまま右肩を前に押し出すようにして右胸をストレッチしましょう。
・伸びを感じながらゆっくり10秒カウントします。
・１日に２～３セット行ってみましょう。
これはあくまでも大雑把な頭痛改善の為のストレッチとトレーニングになるので、頭痛が酷くて吐き気がするとか、ちゃんと専門家に見てもらって根本的に改善したいと思っている方は、是非一度当ジムにお越しください。
パーソナルジムenbody月島・勝どき店のコラムまとめ
いかがでしたか？
寒い時期は特に血流が滞ってしまうので、肩こりや首こりから来る頭痛の発症率が高まる時期でもあります。
コラム内でも記載しましたが、根本的な原因は姿勢にありますので、是非姿勢を正して頭痛知らずの人生を送ってみてください。パーソナルな姿勢改善をご希望の方は、enbodyの無料体験トレーニングにお申込みください。
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月島・勝どきエリアのパーソナルジムenbody 代表パーソナルトレーナー原田 雅人
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私自身、幼少期から様々な身体の不調に悩まされてきましたが、それを解決してくれたのがトレーニングでした。
ぜひ今あるお悩みを解決してもっと幸せになって頂くためのお手伝いをさせて下さい。
パーソナルトレーニングを通じて皆様の人生を向上させる事ができる事の喜びと責任を持って、常にベストな提案をしてまいります。
今に驕ることなく、日々探求しながらより良いサポートができるように邁進しております。
そしてこの地域に少しでも貢献していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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